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Wikipediaより引用
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精嚢からの分泌液には、果糖が多く含まれており、これは細胞内部に栄養源をもたない精子の鞭毛運動を起こすエネルギー源に用いられる。精嚢の分泌液と合わさってはじめて精子は、その鞭毛を動かして泳ぎ続けることができる。前立腺液にはクエン酸が多く含まれ、pHを弱アルカリ性に維持し精子の生存を助ける。これ以外にも、精液からは多くの物質が分離、精製されており、精液の成分として知られている。たとえば、前立腺液には多くの種類の蛋白質分解酵素(セリンプロテアーゼ)が含まれている。これは、精液をさらさらの液体にしたり、精子の細胞表面や女性生殖器内の物質に作用し、受精を起こりやすくするのにも役立っていると考えられている。
射精された直後から精子は精液中の果糖を消費しながら鞭毛運動を行うが、無酸素運動であるため精液中にしだいに乳酸が形成され液質が酸性に傾く。また、精子は空気中・水道水中等においては生存できない。
有名なセリンプロテアーゼに、PSA (Prostate-specific antigen)、前立腺特異抗原と呼ばれる酵素がある。この酵素は精液中にたくさん含まれており、前立腺から分泌される酵素だが、前立腺肥大症や前立腺癌などの病変があると、精液中に分泌されるのとは別に、血液中にも分泌されてしまうことから、前立腺の腫瘍マーカーとして広く用いられている(前立腺を参照)。
プロスタグランジンは、前立腺からの分泌液に含まれていることが最初に調べられたため、前立腺 (prostate gland) にちなんでこの名があるが、精嚢からの分泌液に、より多く含まれていることが後にわかった。
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